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冒頭画像は2016年10月訪問、山形県蔵王にあるウッディファームさんのメルローのぶどう畑です。

 

当初からお店のロゴマークは商標登録を申請し、デザインはプロに依頼する計画でした。

そう考えていたものの、デザインの世界とご縁がなくて困りました。調べてみると、商標登録申請も含めてお願いできて、ロゴマークはコンペ形式でデザインを選ぶことができるプランがあることを知り、IT時代らしい便利な方法だなあと感心。

さらに調べを進めると、商標登録の申請は自力でできそうだと分かり、申請手続き費用を業者に頼らずロゴマークのデザインに充てたいという考えが芽生えてきました。

どうして商標登録の必要があるのかを綴ったブログ記事はコチラ。画像クリックでページが開きます。パスワード「cork」入力。

そこで、ワタシにとってデザインの世界との唯一の接点である、店舗内装を依頼している一級建築士U夫妻に相談。

既にU夫妻にはVINOSITÉのコンセプトが伝わっていて心強いですし、事業規模が小さいことを考慮に入れて貰えて、ロゴマークデザインに用意している予算内で依頼を引き受けて頂ける方のご紹介をお願いしました。

U夫人「直接会うのは難しいけど、ワインが好きな人がいいですよね」

ワタシ「まあ、そうですね(直接会うのが難しいとは??)」

U夫人「アムステルダムに住んでいるので、連絡とってみますね」

ワタシ「!!!(よ…予算内で済むのかしら…)」

 

グラフィック・デザイナー オカダミユキさん

webサイトから彼女の手がけた作品をいくつか拝見。中でも「世界の車窓から10000万回記念冊子」のデザインに心を持って行かれました。(画像をクリックするとページが開きます)

「こんなに凄そうなデザイナーさんに依頼できるのかな、アムステルダムを拠点にしてるなんてカッコイイなあ」、対して残念ながら当方はデザインの感性を持ち合わせていないタイプ。

まずは顔を合わせましょうということで、オランダとの時差を考慮して日時を決めてテレビ会議実施。

当日は緊張してテンションが上がり、なぜかワタシの愛するサンフレチェ広島の話ばかりして30分ほどで終了。以降の相談はメールでやりとり。

 

原案は当方が鉛筆で描いたもの(ラクガキレベル)を採用

ミユキさんから最初のロゴマークデザイン案が届いた時、当方のラクガキが忠実にデザインされていて、まるで原案に生き生きとした鮮やかさが宿ったような気持ちになったことを覚えています。

この最初のデザイン案をとっても気に入った一方で、あまりに立派なデザインに感じられ、自身に見合うのか悩んでいることを正直にミユキさんに伝え、彼女をずいぶん困らせてしまったこともありました。

制作期間が2ヶ月かかった原因はワタシのワガママに付き合って貰ったから。

ワタシが正直になれたのは、ミユキさんが常に対等で親しみやすいお人柄で、真剣に思いを巡らせていることがデザイン案からも伝わってきたからです。

 

完成ロゴマーク納品後に、ミユキさんの出身地が広島と判明

最初に紹介したもらった時に、ワタシが聴き漏らしていたのかもしれません。世界で頑張っている広島出身デザイナーにご縁がつながり、開業の面白さに触れるような出会いとなりました。

実はロゴマークのデザインがもう1案ありまして、こちらもミユキさんの才能が炸裂した見事なデザインとなっています。お披露目は開業後に。まずは、ご覧のロゴマークに親しんで頂ければと思います。

 

ところで、本来ロゴデザインとは文字のデザインのことなのだそうです。デザインの世界では、当記事中の「ロゴマーク」とは「シンボルマーク」にあたるのだとか。一般的には「 ロゴ 」とひとくくりに表現されていることが多く、皆さんには「ロゴマーク」の方が伝わりやすいと判断しました。