ご訪問ありがとうございます。

冒頭画像は、2014年8月訪問のフランス、ブルゴーニュ地方ジヴレイ・シャンベルタン村です。グラン・クリュ街道と呼ばれる、特級に格付けされているぶどう畑の中を通る、整備された道の起点でこの画像を撮影。写真を撮りながら、シャンボール・ミュジニー村まで5時間かけて歩きました。

 

さて、まだ開業場所をお知らせできる段階ではないのですが、ちょっとずつ進めている準備のひとつ、器選びの経過報告です。

お店でワインを楽しんで頂いた後の、温かい飲み物用に選んだカップが届きました。ネットで見つけて、どうしても実物のサイズと色合いと手触り感を確認したくて、試しに購入。有田焼です。

このコロリとしていて、渋い色合いのカップで、日本茶、紅茶、エスプレッソなどを兼用しようと思います。ワイングラスのように、飲み物の香りを逃さず、楽しめそうなカタチが決め手。収納場所をたっぷり確保できない見通しでして、兼用できそうなカップを探して見つけました。

なぜ有田焼かと申しますと、もともと焼き物に興味がなくて、「適当におしゃれなものを揃えたらいいかなぁ」と軽く考えていたのですが、昨年、伊万里・波佐見・有田を訪問して見てまわるうちに、すっかり考えが変わりました。

伊万里訪問の記事(画像クリック、パスワードcork入力)

有田訪問の記事(画像クリック、パスワードcork入力)

焼き物と云えば、高額でとても手にできないイメージだったのが、日常使いの器も豊富にあり、それぞれの考え抜かれた機能性や美しさに夢中になって以来、ネットで探しまくりです。

一緒に購入したブルーのプレートに組み合わせて、エスプレッソを入れてみました。

ワイングラスは海外メーカーのものが中心になるのに対して、その他のものは国内メーカーのものを意識したいと考えるように。日常的に使用するものとはいえ、数を揃えるには高額になるので、少しずつ加えていく計画です。

当記事でご紹介した有田焼のwebサイト「KIHARA online store」

 

つぶつぶが可愛いピノ・ノワールの色付き完了まで、あと少し。歩いて5時間もかかったのは、各畑のぶどうをチェックしていたから(摘んで食べたりしてませんよ)。特級畑のぶどうひと粒あたり、おいくらになるのでしょうか…。ワインボトル1本につき、1キログラムのぶどうが目安です。ひと房200グラムくらいで計算すると…。ゴクリ…。

 

煩悩を払い、特級畑のぶどうに囲まれて、ひと休み。出発前に宿泊ホテルの近くのパン屋さんで購入した、大きな惣菜系のタルト。特級畑を歩くための旅費をワイン代に充てれば、高額な特級ワインを何本か飲めるのに、なぜかまた現地に行きたい。

次の機会は、どういうルートで歩こうかと考えを巡らせていたら、有田焼のカップに注いだエスプレッソが冷めてしまいました。