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ワインサロンVINOSITÉ(ヴィノジテ)の店主でございます。

冒頭画像は2011年9月訪問の、フランス・ボルドー地方、Ch.ラ・ミッション・オー・ブリオンの醸造所内です。Ch.オー・ブリオンと隣接しており、オー・ブリオンもこちらで醸造するとのことでした。一般ゲストを迎える役割を担っているのが、ラ・ミッション・オー・ブリオンのようです。

 

本題に入りまして、開業場所のご案内には、もうしばらく時間を要します。と申しますのも、融資の申込みがこれからでして、融資の審査結果を受けて、融資実行されるまでは、内装工事の発注ができないので、開業日を決めかねるからです。

それに、融資審査に落ちるかもしれないですし、通過することができても満額でなければ、不足分の融資をしてくれる金融機関を探すことになるかもしれません。

お金の計算ばかりで、非常にピリピリとした毎日ですが、それなりに楽しくしています。「こんなに儲かるのか〜グフフ」…では、なくて。商売のお金の仕組みを知るのは面白い。いつ、いかなる時も調子に乗って(ワインを買い込みすぎて)はいけないことが、数字に表れます。

 

さて、どんなお店ができるのか、ちょっとだけ計画をご紹介しましょう。

今のところ10席程(カウンター6席、テーブル席4席)のこぢんまりとした規模になりそうです。

画像は、店内レイアウトについて設計担当の建築士U夫妻とアイデアを出し合っている時に、ワタシが自分の中でイメージをより具体的にする為に、描いてみたものです。一部の造りはボツになったものですが、こんな雰囲気にしたいと計画中です。

お客様がお店の入り口に立った時、目に映ると思われる店内を想定しました。

カウンター席は、ワインセミナーの時に、いくつものグラスが並び、手元に資料があり、なおかつ料理も並べることができるようにと、広めにとるのが希望です。とはいえ、もともと狭いので限度はあります。

次に、カウンター席の高さは、テーブル席と同じにしたいと考えています。ハイカウンターだと足のやり場が無くて、酔っぱらって、カウンターからずり落ちた恥ずかしい経験から、なんとかしたくて。

他に、テーブル席はカーテンを閉めれば、個室っぽくなるように、お願いしています。ワイングラスを傾けながら、お仲間と悪いことを企む…じゃなくて、ちょっと込み入った話もできる場所を確保したい、大人のあなたのために。

などなど。

全ては、融資審査に通過できてから。

同シャトーのテイスティングルーム。クラシカルでゴージャスで、どんなワインも美味しくしてしまう内装にうっとり。ラ・ミッション・オー・ブリオンが準備されている時、もう1本のボトルに視線が集中。そう、あの特徴的なボルドー型の変形バージョンのボトルのワインと言えば!

 

ゆっくり味わうべきワインですが、次のゲストが来るのだそうで、長居は叶わず。後ろ髪を引かれるとは、このことです。床のデザインも素敵。この画像を見せながら、VINOSITÉ店内の何処かに採用できないかと、相談中。それにしても、リーデルのグラスにエンブレムのエッチングが施されてて、ため息が出ます。

 

テイスティングルームを後にして、すぐのブドウ畑。醸造に適したタイミングを迎えたブドウを確かめながら、手摘み作業が行われていました。完熟まで待つと、酸が失われるのだそうです。このブドウ樹の幹の太さは、ワタシが見て回った中ではトップクラス。近づいてみると、過去の剪定の切り口が傷跡のように、たくさん見られ、生命力の強さが感じられます。

 

こちらのシャトーのワインは、どちらも今やとても高額となり、当店に置くことは見込めないのですが、何かの縁で扱うことがあれば嬉しいです。せめて、床のデザインだけでも、真似ることができたらなぁ。