ご訪問ありがとうございます。

ワインサロンVINOSITÉ(ヴィノジテ)の店主でございます。

現在、金融機関から融資審査の結果報告を待っているところです。どのような結果であれ、いったん明確な答えが出るというタイミングを迎えるのは安堵感があります。周りの方々のおかげで、できることはやり尽くしたつもりです。

 

冒頭画像は、2010年2月、ニュージーランドはワイヘキ島に構える、家族経営の小さなワイナリー「ケネディ・ポイント」訪問時に、入口を撮影したものです。海が見えますでしょ?

 

さて、開業予定の当ワインサロンは法人により運営するシステムを採用しています。

今月はその法人の決算月なのです。本年2月の創業以来、実業で1円も稼いでいないのですが、第1期の決算を迎えます。来月は決算報告書作成と開業準備が重なることになってしまい、想像もつかない仕事量が控えている事態となっています。

どうしてこのような事態を招いたかは、紆余曲折を経たため、長くなりますので割愛します。「手を尽くしても思うように進まないこともあるし、何故かトントン拍子で事が運ぶ事ある」ということです。

まあ、なんとかなるでしょう。

 

こちらの画像は、第1期決算を迎える準備のひとつです。そんなに多くはないですが、これまでに立替えて買溜めしてきましたワインを在庫として計上すべく、引っ張り出してリストを作成しているところです。

ほとんどがニュージーランド産で、まだまだ寝かせておきたいワインです。その他の産地と合わせて、60本程になりました。(ラベルで分かったあなたは、相当なワイン好きですね。)

 

ケネディ・ポイントでは、シラーという品種から赤ワインを造っているのが特徴です。太陽をしっかり浴びて、黒々と色付いた果皮から抽出されているので、ワインの色合いも濃厚!しかしながら、日本未入荷なのです。現地購入した1本を在庫リストに計上しました。さて、どなたがこのワインを開けることになるのでしょうか。

 

ワインを寝かせるためにも、もっともっと購入しておきたかったのですが、保管場所の確保にかかる経費がワイン代に反映されることになるので、自宅にある約50本収納のワインセラー2台でやりくりしました。自家消費用ワインは消費サイクルが短いので、メインの収納先は冷蔵庫です。

ちなみに、我が家の台所には前述のワインセラー2台、やや大きめ冷蔵庫1台、中型冷蔵庫1台の計4台あり、それらのモーターがフル稼働で熱気がこもるので、夏場のクーラーはつけっぱなしになります。一方、冬場はこたつ不要でファンヒーター1台で過ごせます。

一時期、100〜200本収納のセラーの購入を検討しましたが、自宅の玄関から搬入不可だと判り、諦めました。

 

シラーのブドウ畑越しに、ワイヘキ島の美しい湾内が見えます。収穫の迫るブドウを鳥から守るために、黒色のネットで保護されています。ワイン用のブドウは食用よりもぐっと甘くなります。人間にとって、甘すぎるくらいの甘さ。食べ頃のサインをブドウが鳥に向かって出すのだそうですよ。

 

ブドウ畑に囲まれた、ケネディ・ポイントの可愛いゲストハウス。こちらで試飲可能です。ワインの他、アボカドオイル、オリーブオイル、マヌカハニーなども試食購入できます。

 

当ワインサロンの税理士さんもワイン好きで、決算に計上するワインリストを楽しみにしてくれているようです。決算の仕事までも楽しみに変えてしまう、ワインのパワーって凄いなぁと思います。