ご訪問ありがとうございます。
冒頭画像は2010年2月訪問の、ニュージランド北島オークランドからフェリーに乗って、多くのワイナリーを擁するワインの島と言っても過言ではないワイヘキ島に到着したところです。
さて、1度でいいから、酒豪になってみたいと思うワタシです。
お酒に弱い体質なので、お酒を利き分ける大人はカッコイイなあとの憧れがソムリエになることに繋がったのだと思います。
どれだけ弱いかと申しますと、ワイングラスの半分ほど飲んだ頃には、赤くなり始めます。顔が熱くなり始めるのが自分でもわかり、なおさら恥ずかしくなって、赤くなる速度が増すのも感じます。汗もめっちゃ出てきます。
そんなお酒に弱いワタシが辿り着いた、程よく酔いがまわり、二日酔いにならない方法が「お酒を飲む前にスポーツ飲料を飲んでおく」です。(※店主個人の感想です)
どうやら、アルコールを分解するときに、身体中のミネラルを使い切ってしまい、残りの分解しきれなかった成分が悪酔いを引き起こすので、ミネラルを補うために吸収の早いスポーツ飲料が適しているようです。お味噌汁が良いと言われるのも、同じ理由だと思われます。
ストニーリッジ・ヴィンヤードの畑。訪問から7年経っていますので、奥や隣の畑のブドウの樹が成長してると想像します。中央右あたりに見える白い物体はセスナ機。ブドウ畑に並行して、芝生の滑走路が伸びている様子。ニュージーランドでは鉄道の旅客営業はごく一部で、島に限らず、自家用車のごとく小型セスナ機を所有しているようです。
ランチは抜かずに食べて、胃腸を働かせておく
肝臓の機能を助ける錠剤や液剤の服用、カフェオレや牛乳を飲んで胃に膜を作る、直前におにぎりを1個食べる、食事中に水を飲む、等々試しましたが、このスポーツ飲料を飲む方法が最もワタシの身体にはあっていると感じます。
ミネラルウォーターでも良いとは思いますが、吸収の速さからスポーツ飲料(もしくは味噌汁)がオススメです。
また、ディナーでたくさん食べるからと、ランチを軽くしたり抜いたりするのは絶対にダメで、ランチもちゃんと食べて、胃腸を働かせておくことも有効です。胃腸の準備運動のようなものだと思います。
準備ができていない胃に、乾杯でいきなりお酒を流し込むと、その日のディナーの後半には胃の働きが鈍くなり、身体が冷えていくのが分かります。その時点でディナーを楽しめず、早く帰って横になりたいばかり。それに、頭痛や喉の渇きで明け方に目が覚めたりして、ダメージを残したままの憂鬱な翌日に。
ストニーリッジ・ヴィンヤード併設のカフェ。
飲んで帰ってからも、スポーツ飲料を飲んで眠りにつけば、起床まで目が覚めることも少なく、頭痛薬にも頼らずに済みます。頭痛になるのは、身体の水分が足りなくなるからなのだそうです。
スポーツ飲料の量の目安は、500mlを1本用意して、お酒を飲む前に半分、飲んだ後に半分。翌朝はシジミの味噌汁を飲んで、胃腸を優しく温めると効果的です。
ワインのテイスティングとセットになっている、おつまみプレート。おかわりしたかった。
2017年は5月のうちから真夏のような日が続いています。暑さに身体が慣れていないうえ、汗と一緒にミネラルも流出し、ミネラル不足気味の状態になっています。
お酒に強い人でも、飲んだ後が普段よりしんどく感じる原因だと思われます。
それにしても、食事の終わりに味噌汁が用意されたり、温かいお茶が出てくる和食は、ありがたい食文化だなぁと思います。対して欧州の食後は、消化促進のために度数の高いアルコールが用意されます。より胃腸が活発に働く効果があるのだそうで。ワタシもぐいっと、いってみたいなぁ…。